一朝一夕では解けない情報Ⅰの共通テスト
文科省から大学共通テストの情報Ⅰに関する試作問題が公表されて
います。まず、問題文の長さに驚かされます。文中で解答の前提条件
が示されているのですが、相当の分量があります。大問題が4問で、小
問題が40問構成で、試験時間が60分です。一朝一夕では解ける問題では
ないと痛感します。速読力とプログラミング的思考が要求されていると
思われます。
試作問題では、インターネットを利用する時の注意する問題やコンピューター
システムの基礎となる論理回路、二次元コードの規則性、文化祭での模擬店の
待ち状況をほ表計算ソフトウェアで、分析して解消する過程や釣り銭をできるだけ
少なくして支払う方法をアルゴリズムとして表現する等、かなり高度な内容と
なっています。
情報Ⅰの共通テスト対策
情報Ⅰの試験では、ネットリテラシーやプログラミングの知識
だけでなく、身近な題材を扱った問題に対して情報を整理しながら
スピーディーに読み解く力や解決に向けての考察力、更に数学的な
知識も必要となります。情報ⅠではPython・JavaScriptといったプ
ログラミング言語を学びますが、共通テストでは独自の日本語プログ
ラミング言語(DNCL)が使用されています。
言語に関わらずプログラミングの仕組みをしっかりと理解し、早め
早めのテスト対策を行うのが、受験の成功の鍵を握るのではない
でしょうか。